第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会　香川県代表決定戦　準々決勝

2017年より天皇杯の開催時期が変更になり、従来は7,8月都道府県予選、9月～本大会1回戦が2、3月都道府県予選、4月～本大会という流れになりました。普段なら4月からの四国リーグ開幕に向け調整中のこの時期に公式戦が入るという初めての年ということで昨年の四国リーグ閉幕からオフを挟まずトレーニングと練習試合を繰り返し調整してきました。昨年は本当に悔しい思いをしたこの大会、チームは何としてもこのタイトルを奪還すると誓い迎えた初戦、対戦相手は県リーグ1部の高商クラブ。明け方に振っていた雨も上がり適度に濡れたピッチは良、多度津FCのキックオフで試合開始。
多度津FCは新加入の1川尻慶太、32田栗史康が公式戦デビュー。
序盤はゆっくりとした試合展開で始まる。しっかりとボールを繋いでチャンスを伺う多度津とロングボールをFWに当てていく高商クラブ。
最初の決定機は前半12分、右サイド10三原から左サイド11萬條に大きくサイドチェンジ、11萬條が切り込み16佐藤にセンタリング、合わせた16佐藤のシュートは枠の上、良い形を作るが得点ならず。
16分32田栗が右サイドから鋭く中央にドリブルで切り込みシュートを狙うがゴールならず。
30分相手ペナルティエリア右30mの位置で得たFK、キッカーは11萬條。11萬條から32田栗に合わすも届かず。チャンスは作るが得点にはならない。
試合が動いたのは前半41分。左サイドバックの5大島が積極的なオーバーラップで裏に抜け出しクロスを上げる。中に飛び込んだ32田栗はシュートを選択せずに後ろから走りこんできた8大山に絶妙の落とし、8大山は落とされたボールをダイレクトボレー、しっかりと抑えられたボールがゴール左隅に突き刺さる。多度津先制【1-0】。このまま前半は1-0で折り返す。

後半開始。
高商クラブはロングボール主体の攻撃を続けるが多度津はDF31関を中心に体を張ってはじき返し制空権を握る。
57分16佐藤32田栗のパス交換から32田栗がゴール前に抜け出しシュートを放つがキーパーファインセーブ。このシュートで得たCKを4黒田がゴール前32田栗に合わす。32田栗のヘディングシュートを10三原が更に飛び込みコースを変え多度津追加点【2-0】
61分右サイドを抜け出した三原がクロスを上げる。そこへ飛び込んできたのはボランチの4黒田、ドンピシャで放ったヘディングシュートはGKのスーパーセーブではじき出され更にこぼれたボールに詰めるもゴールならず。
63分中央から10三原がドリブル突破、10三原のスピードに乗ったドリブルに相手DFの足が掛かる、PK獲得。
PKのキッカーは11萬條。11萬條はゆっくりとした助走からゴール左隅を狙うがキーパーセーブ!ゴールならず。
直後のCK、中で合わせたのは8大山。8大山のヘディングが決まり【3-0】
75分14堀金OUT、13清家IN
80分32田栗から交代で入った右サイド13清家へ右サイドを抜け出した清家から中央へ、飛び込んだのは8大山、しかしボールは枠の外。
82分11萬條OUT、9浮田IN
86分交代で入った13清家が完全に右サイドを制圧、カウンターで右サイドを抜け出した清家からフリーの32田栗へ、ボールを受けた32田栗は迷わず左足を一蹴、放たれたシュートはゴール左隅へ突き刺さる!
32田栗、多度津公式戦初ゴール!!【4-0】
88分右サイド深くまで侵入した13清家から交代で入った9浮田へ低いクロスが入る、走りこんだ9浮田がダイレクトで合わしゴール【5-0】
そのままタイムアップ。5-0で勝利となりました。

本日も足元の悪い中応援に駆けつけて頂きありがとうございました。
無事初戦を勝利で終えることができましたが満足することなくこれからも上を目指し日々取り組んでいきたいと思います。
次の試合もよろしくお願いします。

---

---