多度津FC ㉖梶山のスーパーゴールを守り切り天皇杯香川予選準決勝進出。

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2月24日の天皇杯3回戦、FCミルポワ戦から1ヶ月が空き迎えた天皇杯香川予選準々決勝、対戦相手は高松大学サッカー部。
中断期間に岡山、兵庫と遠征し格上相手にトレーニングマッチを繰り返し準備を進めてきた。
ここからは力の差はほとんど無い。どちらに勝敗が転ぶか分からない戦いが続く。
毎度のことながら生島メインの芝生管理は完璧。この美しく広がる緑の絨毯で試合ができる選手は幸せである。

多度津FCの先発はGK①川尻、DF⑥緒方、⑬中土井、⑲新キャプテン松島、㊵堀川、MFに④黒田、⑮中村、⑱藤本、㉘寺村、FWに⑩三原と㉖梶山の布陣。SUBに㊴石井、㉒白井、㉓福本、㉕赤木

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高松大学のボールで前半開始。
序盤からゆっくりしたペースで試合が進む。お互い様子を見ながら時間が過ぎる。
多度津FCはサイドチェンジをうまく利用しながらチャンスを探るが中々ゴールに繋がらない。
25分、高松大学はサイドからのクロスをダイレクトで合わすがゴールの上。
32分、高松大学のコーナーキックは逆サイドにうまく繋がるがゴールならず。
41分、多度津のコーナーキックからボールを受けた㉖梶山がシュートを打つが相手DFクリア。
前半はお互い決定機を作れずハーフタイム。

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㉖梶山のスーパーゴールと①川尻のスーパーセーブ。

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後半開始
開始早々の46分、右サイド高松大学陣内で多度津のスローインからのリスタート。スローインからのボールを受けた⑩三原が㉖梶山に素早くパス、ペナルティエリア右外でボールを受けた㉖梶山は躊躇なく角度のないところから右足を振り抜いた。
あまりの突然の出来事に味方もベンチも会場も一瞬時が止まった。
「えっ??」(おそらくみなさんこのようなリアクション)
㉖梶山はシュートを選択した。その右足から放たれたボールは強烈な勢いでGKの頭上を越えドライブ気味に落ち逆サイドのサイドネット上段に突き刺さった。
時が止まった会場が一気に爆発する。味方もベンチも㉖梶山の所に駆け寄り飛びつく。
「ありえない!!」まさにそんなゴール。
後で本人にこのシーンを聞くと
「⑩三原さんからパスをもらってクロスを上げようと思ったんですが中に味方がいなかったのでシュートに切り替えてドライブ気味にGKの頭を越せば逆サイドに入ると思ったので 笑。YouTubeでドライブシュートの動画見てたのでイメージできてました 笑」
YouTube見てもあんなシュート打てねえわ 笑　
多度津FC先制点【1-0】

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しかしすぐさま高松大学も反撃に出る。53分、高松大学の左からのCKは弧を描き風にも乗り多度津のゴールに直接向かってくるが①川尻がギリギリの所でボールを掻き出す。
55分、ピッチ中央少し左から多度津のFK、㉖梶山からのボールは相手DFとGKの間に飛ぶ。そのボールに⑥緒方がフリーで合わす。⑥緒方はダイレクトでゴールを狙うが相手GKの素晴らしい反応でゴールならず。
しばらく膠着状態が続き試合も終盤に差し掛かる。1点返したい高松大学は80分、多度津のペナルティエリアに侵入、必死に守る多度津DF陣だがボールをキープする高大FWはシュートが打てないと判断し後ろへバックパス、そこに全速力で飛び込んできた中盤の選手がエリア内至近距離からフリーで強烈なシュート。
「やられた!!」
と思った次の瞬間、①川尻がこの至近距離の強烈なシュートをあり得ない反応と右手1本で防いだ。信じられない反応。会場がどよめく。①川尻が大仕事をやってのけチームを救った。
後半もアディショナルタイムに突入し高松大学の猛攻に耐えていた多度津のクリアボールが⑩三原に繋がる。カウンター!!
ボールを受けた⑩三原はマークに付いた相手DFを一瞬で振り切ると加速しGKと1対1に持ち込む、しかし次の瞬間⑩三原が後ろから倒される。主審が駆け寄りカードが提示される。「レッドカード!!」高松大学の選手退場、高松大学の選手が主審を取り囲む、次の瞬間主審はもう一度レッドカードを提示。何が起こったのか分からないが高松大学は2人退場となる。
このまま試合終了。多度津FCは1点を守り切り準決勝進出となった。

準決勝は3月31日(日)生島メイン、13時キックオフ。対戦相手はアルヴェリオ高松を破った四国学院大学サッカー部。
本日もたくさんの応援ありがとうございました。次週もよろしくお願いします。

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