【試合結果】
【第48回四国社会人サッカーリーグ 第10節】
【日時】8月4日(日)11:00キックオフ
【会場】香川県総合運動公園 生島メイン
多度津FC 4 ( 1-1 ) 2 FC徳島
【得点者】 福島凌2 山内旭 三原圭太
四国リーグ第10節。
ホームで首位FC徳島との対決。首位FC徳島との勝ち点差は6、この試合に敗れると優勝の可能性が大きく遠のく、まさに「背水の陣」となる一戦。
試合開始直後からピッチには緊張感が漂い、サポーターの熱い声援がスタジアム全体を包み込む中、先制点を挙げたのは多度津FCでした。
34分、福島凌選手が右サイドからドリブルで切れ込み、鋭いクロスを放つと、なんとボールはそのままゴールネットに突き刺さり、歓喜の先制点!
スタジアムは割れんばかりの大歓声に包まれました。
しかし、その後、相手にPKを与えてしまい、これを冷静に決められ前半は1-1で終了。
観客席には、再び厳しい戦いを予感させる緊張感が漂いました。
後半に入ると、試合はさらに白熱。
52分、相手GKからのロングフィードを受けたFC徳島の選手が一気に裏へ抜け出し、GKとの1対1の場面を迎えます。観客の息を呑む瞬間、鋭いシュートがゴール右隅に吸い込まれ、スコアは1-2に。逆転を許し、スタジアムには一瞬の静寂が訪れました。
しかし、ここで再び試合を動かしたのは福島凌選手。61分、クリアボールを拾った彼は中央へ持ち込み、エリア外から渾身の左足一閃。
強烈なロングシュートがゴール左隅を射抜き、スコアは2-2。同点弾にスタジアムは再び歓喜の渦に包まれました。
そして迎えた68分、多度津FCの攻撃は続きます。コーナーキックのチャンスに、山内旭選手が豪快なヘディングシュートを叩き込み、ついに逆転に成功!スタンドからは大歓声と共に、チームへの熱いエールが送られました。
その後も多度津FCの攻撃は止まらず、78分には波状攻撃から三原圭太選手が冷静にゴールに流し込み、リードを2点に広げます。
最後は、前に出てくるFC徳島の猛攻も、全員で体を張った守備でしのぎ切り、試合はそのまま終了。
多度津FCが見事に首位攻防戦を制し、リーグ戦のタイトル争いに踏みとどまりました。
この劇的な勝利により、多度津FCはリーグ戦5連勝を達成しました。
今日も猛暑の中、最後まで熱い声援を送ってくださったサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。
次節も、さらなる熱い応援をよろしくお願いいたします!