四国リーグもいよいよ終盤戦を迎え、残りはあと3試合。
多度津FCは、今シーズンの連勝を続けるべく臨んだ第12節の戦いで、まさに試練を迎えました。
試合開始早々の13分、多度津FCは退場者を出してしまい、序盤から1人少ない状態での戦いを強いられました。
しかし、この逆境がむしろチームの士気を高め、やるべきことが一層明確になりました。
全員が集中し、堅い守備で相手の攻撃を封じ、カウンターからも決定機を作り出しましたが、前半はスコアレスで終了しました。
後半に入っても、多度津FCは一瞬たりとも集中を切らさず、数的不利を感じさせない戦いを続けます。
54分、梶山のパスが相手DFのハンドを誘発しPKを獲得。
この大事な場面で、三原が冷静にPKを沈め、先制点を奪いました。
スタジアムは歓喜に包まれ、チーム全員が一丸となってさらに士気を高めました。
しかし、試合はまだ終わりません。
66分、ゴール前の混戦で多度津FCに不運なハンドの判定が下り、PKを与えてしまいます。
相手チームに絶好の同点機が訪れましたが、ここでGK辻岡選手が見事な反応を見せ、相手のシュートコースを読み切り、ビッグセーブでピンチをしのぎます。
スタンドからは辻岡選手への称賛の声が響き渡りました。
試合終盤、相手の猛攻は激しさを増しましたが、多度津FCは全員が最後まで集中を切らさず、体を張って守り抜きました。
そして、約80分間を10人で戦い抜き、1-0での劇的な勝利を収めました。
これでリーグ7連勝を達成しましたが、チームは決して順調に勝ち続けていたわけではありません。
ピッチ内外で団結し、全員が一丸となって戦ってきた結果が、今日の試合で見事に表れました。
残り2試合、この団結力を最後まで維持し、全力で戦い抜いていきます。
本日も猛暑の中、熱い応援を送ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
次節も引き続き、熱い声援をよろしくお願いいたします。
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