3週間の中断期間を経ての四国社会人サッカーリーグ第12節。対戦相手は中村クラブ(高知)。
11節終了時点で勝ち点14の多度津FC、対する中村クラブは勝ち点5、多度津は残り勝ち点1でリーグ残留が確定、中村クラブは下位リーグとの入れ替え戦順位の7位。中村クラブは何としても勝ち点を持って帰りたいところ。
今節は丸亀城北サッカー少年団、丸亀城南サッカー少年団の子供たち総勢30人がエスコートキッズとして参加してくれました。応援に駆けつけて頂いた子供達とご父兄の皆さんの前で何としても勝利が欲しい多度津FC。
多度津FCは怪我の影響で16番佐藤大地、19番岡田倫太朗がベンチスタート。FWに9番浮田祐司、右サイドに25番赤木達弥が入る。
天気は晴れ13時キックオフ。給水タイム有り。
試合開始早々、中村クラブの速いペースに惑わされぬよう落ち着いて入りたい多度津FCだが開始わずか40秒足らず、多度津のキックオフのボールを奪った中村クラブが猛然と多度津ゴールに襲い掛かりゴール!!公式記録1分中村クラブ先制【0-1】。
何としてでも勝ち点が欲しい中村クラブの奇襲が成功。逆に試合の入り方に失敗した多度津FC。がしかし試合は始まったばかり、仕切り直して試合再開。
中村クラブはやはり縦に長いボールを入れて俊足FWがスペースに出てくる展開。対する多度津もしっかりはじき返しサイドを起点にゴールに迫る。
序盤の失点の影響はない模様。
前半16分、敵陣中央付近で10番三原が倒されFK、距離は約25m、キッカーは11番萬條。ゴール前に走りこんだ5番大島のヘディングはわずかに外れる。
前半23分、飲水タイム。
飲水タイム直後の25分右サイド2番保土から中央の8番大山へパス、大山はディフェンスの背後へダイレクトで通し抜け出した25番赤木がフリーでシュートを放つがゴールならず。
多度津の時間が続き33分。右コーナーキックを得た多度津、素早いリスタートからボールを受けた10番三原は躊躇せずシュート、ボールはポストを叩いたが跳ね返りのボールを31番関がダイレクトで押し込みゴール!!多度津FC同点。振り出しに戻す。【1-1】
同点にした後も多度津の支配する時間帯が続く中、42分ボールを受けた三原が素早く反転、振り向きざまに放ったシュートはキパーの脇をかすめたがわずかにゴールポストの横を通過しゴールならず。
前半アディショナルタイム、このまま同点で前半終了かと思われた46分左サイドから中へ切れ込んできた11番萬條が右サイドの赤木へ絶妙のパス、キーパーと1対1になった赤木が放ったシュートはキーパー正面。逆転のチャンスを逃し前半終了【1-1】
後半開始。選手交代なし。
立ち上がりを集中して入る。
中村クラブ変わらず縦に速いボールを入れFWが献身的に追いかけプレッシャーをかける。得点こそ奪われていないが本当に厄介である。
54分、敵陣中央左からのFK、萬條からゴール前に飛び込んだ14番堀金がヘディングも枠を外す。
65分、25番赤木が負傷交代、36番川崎がそのまま右サイドに入る。
67分、左コナーキックも相手DFがクリア、74分ぺアルティエリア中央外の絶好の位置でFK。萬條が直接ゴールを狙うが枠を外す。
多度津の怒涛の攻撃。76分右サイドをフリーで抜け出した9番浮田がゴール前に低いアーリークロス。キーパーとDFの間に通されたボールを10番三原が相手と競り合いながらも体を投げ出しダイビングヘッド、キーパーをかすめたボールは入ったかに思えたが僅かにポストの外。得点が奪えない。
試合も終盤の86分、中盤右サイドでボールを奪った中村クラブ、サイドを駆け抜け中央へ、交錯し混戦になったボールが中村クラブFWの前にこぼれそのままシュート。逆転ゴールを奪われる【1-2】
アディショナルタイムを含めるとまだ5分以上はある。諦めない多度津FC。
91分、ペナルティエリア右外で得たFKを大山が合わすがゴールならず。
直後の92分、前掛りになっているところを奪われカウンター、一気に攻め込む中村クラブがこのチャンスを決め万事休す【1-3】
最後まで諦めずゴールを奪いに行くが試合はこのまま終了。(多度津FC　1-3　中村クラブ)
決定機を多く作り出すも決めきれず。逆に我慢してチャンスをうかがう相手にやられてしまう痛い敗戦となってしまいました。

本日は本当にたくさんの方に足を運んでいただき本当にありがとうございました。
今節は勝利とはなりませんでしたが他会場の結果で四国社会人サッカーリーグ残留が決定しました。
リーグ残留が決定し今シーズンも残り2試合となりましたが我々はこの2試合を消化試合にはするつもりはありません。良い形で締めくくれるよう全力で戦いますので最後まで応援よろしくお願いします。

ありがとうございました。

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