【試合結果】第41回四国社会人サッカーリーグ第4節 vs新商クラブ【A】

2017年05月14日 13:00 KICK OFF @国領川 河川敷

多度津フットボールクラブ   新商クラブ
2
1前半1
1後半0
延長前半
延長後半
PK戦
1

得点者(アシスト者)

20分 大山泰雅(藤本拓真)【多度津FC】
44分 立道春貴(桂太希)【新商クラブ】
82分 関隼人【多度津FC】

警告・退場

30分【警告】黒田慎一郎【多度津FC】
72分【警告】高橋周平【新商クラブ】
79分【警告】三原圭太【多度津FC】

先発

ポジション 背番号 選手名
GK 1 川尻慶太
DF 4 黒田慎一郎
DF 31 関隼人
DF 34 松島圭太
MF 8 大山泰雅
MF 10 三原圭太
MF 11 萬條智哉
MF 14 堀金祐治
MF 18 藤本拓真
MF 16 佐藤大地
FW 6 服部聖仁

控え

ポジション 背番号 選手名
GK 24 三木和也
DF 3 堀川尚人
DF 33 福本恵介
DF 32 田代正人
MF 5 大島草

選手交代

OUT IN
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四国社会人サッカーリーグ第4節、対戦相手は新商クラブ。
昇格チームながら既に2勝し勢いに乗る相手とリーグ初対戦、そして会場になる国領川河川敷グランドという初めての会場での試合だがこれ以上リーグで取り残されるわけにはいかない大事な試合。
多度津の先発は先週の全社予選からGKが1川尻に、DFラインに34松島が2節以来の先発で右サイド、左サイドに4黒田が久しぶりのDFでの出場。中盤11萬條、18藤本が先発に復帰、そしてFWに新加入の6服部聖仁が加入後即先発で出場となる。
この日、国領川河川敷グランドは非常に風が強く吹き荒れグランドが思った以上に固い。
前半、風上に立った多度津のボールでキックオフ。
立ち上がりは両者様子を伺う展開。
前半17分、この試合最初のCK。10三原から上げられたボールはDFがクリア。
20分、中盤左サイド11萬條から逆サイド18藤本に超ロングサイドチェンジ、ボールはピンポイントでフリーの18藤本に渡ると藤本は一気にサイドを駆け上がる。トップスピードで相手陣内深くまで侵入する藤本、このチャンスにゴール前になだれ込む多度津の選手、藤本が選択したラストパスはマイナスのグラウンダー、そこに走りこんできたのは8大山。8大山の低く抑えられたシュートがゴール左隅に突き刺さる。先週に続き大山のゴール。多度津先制!!【1-0】
23分、31関のクリアボールがフリーの18藤本に繋がる。またもや藤本が右サイドを駆け上がりセンタリングを上げるもDFにクリアされCKに。直後のCK、中央に上げられたボールに10三原が豪快にオーバーヘッドでゴールを狙うもDFに当たり跳ね返されるがそのボールにいち早く反応した6服部がダイレクトでジャンピングボレー、枠に飛んだボールはゴールかと思われたがバーに弾かれ惜しくもゴールならず。
多度津の時間が続く。
31分、セカンドボールを拾った6服部がカウンターを仕掛ける。6服部は左サイドフリーの10三原へ、左サイドを突破した三原から中央16佐藤に合わすもダイレクトで放たれたシュートは枠の外。決定的なチャンスを作るが追加点は奪えない。
前半も残りあとわずかとなった44分、相手GKから大きく蹴られたボールに多度津選手の足が一瞬止まってしまう。フリーでボールを受けた相手選手が前線に走るFWにスルーパスを送る。キーパーと1対1となり冷静に放たれたシュートは1川尻の横をすり抜けゴールに流し込まれる。同点、試合は振り出しに。【1-1】あっという間の出来事に気持ちを落ち着かせる間もなく更なる新商クラブの猛攻が襲い掛かる。逆転を狙って放たれたシュートも何とかはじき返し前半終了。
再三ゴール前のチャンスを作るもゴールを奪えず、終了間際にゴールを決められてしまうという悪い展開だが、ハーフタイムにもう一度仕切り直し後半に向かう。
後半開始。
開始早々、ワンツーで抜け出した10三原がシュートを打つが枠の外。
が、ここから風上に立つ新商クラブの時間が続く。
54分、ペナルティエリア右角から相手FK。ゴール前に上げられるも14堀金がクリア。
更に58分、左サイドを突破されゴール前に上げられたボールがフリーの相手FWに渡ってしまう。キーパーと1対1。飛び出すGK1川尻。冷静に放たれるシュート。しかし、この絶体絶命のピンチにGK1川尻が驚異的な反射神経でゴールを死守する。川尻のスーパーセーブ!!。
が、新商クラブの勢いが止まらない。風に乗り伸びてくるボール。運動量が落ちずどんどん追い越してくる相手選手。防戦一方の時間がしばらく続き前線の選手までもが引いて守り最後の所はやらさない。
迎えた80分、4黒田のロングスローに10三原がうまく落とし合わした8大山がシュートを打つがDFにブロックされCKに。直後のCK、ゴール前に入れられたボールはDFがクリアするがペナルティエリア外で待ち構えていた18藤本がこれに反応。藤本はこのボールをダイレクトでゴールを狙うも再度DFのブロック。が、このルーズボールをゴール前にいた31DF関が豪快にジャンピングボレー!!宙に舞う巨体が捉えたボールは低く抑えられ相手ゴール左隅に突き刺さる。もみくちゃにされる31関。耐えに耐えた多度津がチャンスを物にし勝ち越しに成功!!【2-1】
ラスト10分、最後まで両者激しく戦うもこのまま試合終了。2-1で今季2勝目を飾る。

悪い流れになり、このまままずるずる行ってしまうかもしれなかったが、全員で耐えチャンスを物にして勝利に繋げた今日の試合は今後を占う大事な試合になったのかもしれない。上位チームが勝ち点を伸ばせず本当に混戦となってきた今年の四国リーグ。1の試合、いや、1つのプレーで状況が一気に変わるかもしれない。今日の勝ちが意味のあるものになるためにこれからも努力し、勝ち続けて行かなければならない。
今節もawayにもかかわらず応援に駆けつけて頂き本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。