【試合結果】第41回四国社会人サッカーリーグ第5節 vs光洋シーリングテクノ【A】
2017年05月21日 11:00 KICK OFF @徳島スポーツヴィレッジ 天然
多度津フットボールクラブ | 光洋シーリングテクノ | ||||||||||||||||
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2 |
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2 |
得点者(アシスト者)
13分 岡田好史(香西恵介)【光洋シーリングテクノ】
15分 橋井創(阿部顕大)【光洋シーリングテクノ】
62分 三原圭太【多度津FC】
71分 大山泰雅【多度津FC】
警告・退場
先発
ポジション | 背番号 | 選手名 |
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GK | 24 | 三木和也 |
DF | 4 | 黒田慎一郎 |
DF | 31 | 関隼人 |
DF | 34 | 松島圭太 |
MF | 8 | 大山泰雅 |
MF | 10 | 三原圭太 |
MF | 11 | 萬條智哉 |
MF | 14 | 堀金祐治 |
MF | 18 | 藤本拓真 |
MF | 16 | 佐藤大地 |
FW | 19 | 岡田倫太朗 |
控え
ポジション | 背番号 | 選手名 |
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DF | 3 | 堀川尚人 |
DF | 33 | 福本恵介 |
MF | 5 | 大島草 |
MF | 25 | 赤木達弥 |
選手交代
分 | OUT | → | IN |
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30 | 16 佐藤大地 | → | 3堀川尚人 |
88 | 19 岡田倫太朗 | → | 25 赤木達弥 |
2017四国社会人サッカーリーグ第5節。対戦相手は昇格チームの光洋シーリングテクノ。
多度津FCは前節からGK1川尻、6服部が不在、GKに24三木、前節不在だった19岡田がFWに入る。
前節、光洋シーリングテクノはアルヴェリオ高松から四国リーグ昇格初勝利を挙げ勢いに乗っているチーム。多度津FCとは初対戦。
前節の新商クラブ戦もそうだが、昇格チームだからといってワンランク落ちるとかそういうのは全くない。リーグがこれだけ混戦になっているのを見れば一目瞭然、油断や隙があるチームは落ちていく。
気温が上がり飲水タイムが設けられる。
前半開始。
キックオフ直後のプレー、多度津は左サイドをいきなり突破されクロスを上げられる。一瞬ヒヤッとしたがGK三木が対応。
虚を突かれる感じにはなったが明らかに試合の入りが悪い。
光洋は球際が激しい。イエローカードも多いと聞いたが激しく行っているからだろう。油断するとやられてしまう。
前半13分ペナルティエリア右外30mの位置で相手に間接フリーキックを与えてしまう。多度津の壁は4枚、少しずらされたボールに壁の選手が飛び込むも一瞬早くボールは壁をすり抜けキーパーの逆サイドのサイドネットに決まってしまう。開始早々失点【0-1】
更に光洋は畳み掛ける。
15分、左サイドを突破した光洋の選手が強引にセンタリング、低いシュート気味のボールが中で待ち構えていたFWの体に当たってコースが変わりそのままゴールに流れ込んでしまう。立て続けの失点。【0-2】
悪い流れが止まらない。
30分、16佐藤が負傷、ピッチの外で処置を受け状況を見るが続行不可能。16佐藤に替わり3堀川がDFに入り4黒田が16佐藤の位置左サイドハーフに入る。
攻めなければならない多度津は前に出る。
34分、10三原の中央突破から8大山へ、大山がそのまま持ち込んでシュートも枠の外。
立て続けの攻撃、中央でボールを受けた10三原が素早くシュート、ボールはキーパーをかすめゴールに吸い込まれるが主審の笛が鳴りオフサイドの判定。
36分、34松島のロングフィードがピンポイントで左サイドを駆け上がる4黒田へ、4黒田は全速で走りながらこのボールをノーバウンドダイレクトで中央にセンタリング、綺麗にファーサイドまであがったボールに19岡田がダイビングヘッドで飛び込みボールを捉える。誰しもが入ったと思った岡田の至近距離のシュートだが相手キーパーの驚異的な反応で防がれてしまう。ビックチャンスを物にできずこのまま前半が終了する。
ハーフタイムで点を取りに行こうと全員で確認する。まずは飲水タイムまでに1点。
後半開始。
49分、左サイド19岡田の突破から中央10三原へ、三原は振り向きざまにシュートを打つがポストに跳ね返される。更にこの跳ね返ったボールが8大山の前にこぼれゴールを狙うがキーパーに防がれる。開始早々のチャンスだったがものにできず。
53分、左サイド4黒田から10三原へ、ボールを受けた三原はDFをかわしペナルティエリアに侵入、シュートモーションに入った三原に相手DFの足が伸び交錯、倒れる三原、が、主審の笛は鳴らない。
55分、光洋も反撃、カウンターから中央を突破しゴールを狙うが枠の外。
62分、またしても10三原、今度は右サイドからドリブルでペナルティエリア内に侵入、得意の切り返しで相手をかわした所で三度交錯、倒れる三原、レフリーの笛が鳴りペナルティスポットを指す。PK獲得。
PKのキッカーは10三原。静まり返る会場。キーパーの逆を突き冷静に流し込む。PK成功、1点返す【1-2】
ここで飲水タイム。残りは半分。
前がかりになる多度津FC。
71分、DFから前線10三原にロングフィード、10三原はこのボールを後ろにヘディングでそらし19岡田がDF背後を狙うが飛び出した相手GKが先に触り大きくクリアする。このクリアボールを8大山がセンターライン付近で拾う。落ち着いてもう一度攻撃を組み立てなおすかとも思われたが飛び出したGKの位置を見て大山は選択肢を一つに絞る。躊躇なく降り抜かれた右足。8大山はゴールを選択した。一直線に伸びた強烈なボールは飛び出したGKの頭上を越え吸い込まれるようにダイレクトでゴールネットに突き刺さる。一瞬時が止まった様な感覚。大山が50メートル級のロングシュートを決め振り出しに戻す。大山は3試合連続ゴール。【2-2】
残り時間勝ち越しをかけ両者ゴールを狙う。
多度津は、黒田、三原、岡田、大山、藤本とゴール前で連携を見せゴールを目指すが決まらない。
光洋も2度カウンターから決定機を作るが枠を捉えられない。
81分、光洋のカウンターからフリーのFWにボールが渡ってしまう。この決定的な場面に放たれた強烈なシュートをGK24三木が懸命に弾く。直後のコーナーキックも自らキャッチし最後の砦となる。
88分、懸命に走り抜いた19岡田から25赤木に交代。
直後のシーン、左サイド黒田からセンタリング、中央三原、藤本も流れ込むがボールはファーサイド、入ったばかりの25赤木の元へ、全速力で飛び込んだ赤木放ったシュートは逆転かと思ったがキーパーの反応に防がれてしまう。
試合はこのまま終了。最後まで攻め込んだが逆転までとはいかなかった。
先週もここに書いたが1つのプレーが勝敗に左右されるかもしれない。流れは自分達で作るもの。試合の入り方は悪かったが悪い流れを絶って同点に追いつき逆転まで見えたのも実力。リーグの混戦からは取り残されていない。これからも日々努力を続けていきたいと思う。
away続きで大変ですが、今節も遠いところまで応援に駆けつけて頂きありがとうございました。
次週は全社代表決定戦です。これからもよろしくお願いします。