【試合結果】第41回四国社会人サッカーリーグ第9節 vsアルヴェリオ高松【H】

2017年07月02日 11:00 KICK OFF @瀬戸大橋記念公園 サッカー場

多度津フットボールクラブ   アルヴェリオ高松
2
1前半1
1後半0
延長前半
延長後半
PK戦
1

得点者(アシスト者)

11分 斉藤浩太郎【アルヴェリオ高松】
27分 服部聖仁(岡田倫太朗)【多度津FC】
72分 大山泰雅(三原圭太)【多度津FC】

警告・退場

10分 【警告】川尻慶太【多度津FC】
70分 【警告】米田透【アルヴェリオ高松】

先発

ポジション 背番号 選手名
GK 1 川尻慶太
DF 4 黒田慎一郎
DF 31 関隼人
DF 25 赤木達弥
DF 36 中土井稔
MF 8 大山泰雅
MF 11 萬條智哉
MF 10 三原圭太
MF 18 藤本拓真
FW 6 服部聖仁
FW 19 岡田倫太朗

控え

ポジション 背番号 選手名
GK 24 三木和也
GK 17 石井颯人
DF 5 大島草
MF 16 佐藤大地
MF 40 緒方俊寛
FW 21 岡本善之

選手交代

OUT IN
HT 1 川尻慶太 24 三木和也
54 19 岡田倫太朗 21 岡本善之
90 31 関隼人 16 佐藤大地
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四国社会人サッカーリーグ第9節。
対戦相手はアルヴェリオ高松。
多度津の先発は、前節負傷交代したGK24三木に替わり1川尻が先発、前節不在だった31関がCBに入る。
四国リーグ2連敗中の多度津、しかも怪我人が続出しているチーム状況だが同じ香川のライバル、アルヴェリオ高松との対戦は特別な思いがある。
全国的に気温が上がったこの日、会場の瀬戸大橋記念公園グランドも今年一番の暑さを記録し暑さとの戦いも加わる。
給水タイムが設けられたこの試合、多度津のボールでキックオフ。
開始時刻の気温は公式記録では31度だが体感はもっと高く感じる。選手の動きが重そうに見えた。
会場の瀬戸大橋記念公園グランドは外から見ると綺麗な状態に見えるが、ピッチ内の状態はあまりよくない。それを想定してかアルヴェリオ高松は前半から長いボールを多用してくる。多度津ディフェンスラインの裏にシンプルに入れてくるアルヴェリオ高松は前半早々チャンスを掴む。
11分、飛び出した1GK川尻がペナルティエリア内で相手FWと交錯、主審の笛が鳴りペナルティスポットを指す。ペナルティキックがアルヴェリオに与えられる。アルヴェリオ高松はこのペナルティキックをきっちり決めアルヴェリオ高松が先制。【0-1】
開始早々の失点だが試合は始まったばかり、切り替えて再開。
17分、8大山が一人で持ち込んでミドルシュートも枠の外。
20分、サイドチェンジでボールを受けた右サイド18藤本、それを見て間髪入れずオーバーラップを仕掛ける右サイドバック36中土井、この18歳コンビが一気に右サイドを制圧、藤本からボールを受けた中土井がフリーでゴールを狙うが惜しくも枠の外。
25分、給水タイム。選手の表情から暑さの影響は出ている。
多度津のスローインから試合再開。ペナルティエリア左横付近でボールを受けた19岡田が得意のドリブルでライン際を突破する。19岡田は相手DFを2人、3人と交わしペナルティエリア内に侵入、そのままゴールを狙うかと思われたが岡田はラストパスを選択、岡田からマイナスに入れられたボールに反応したのは6服部、6服部はこのラストパスをきっちりコースを狙い恐ろしく冷静にゴールに流し込みゴール!。多度津同点に追いつく。服部は多度津FC加入後初ゴール。【1-1】
試合再開後のワンシーン、10三原が相手選手と交錯、いつもならすぐ立ち上がるがピッチ内から【タンカ!!】の声。ピッチ外に運ばれる三原、最悪を想定したがしばらくして三原はピッチに戻り事なきを得る。それから数分後、今度は19岡田が相手選手と交錯、またしても【タンカ!!】の声、腕を抑える19岡田だがピッチに戻る。
更に前半終了直前、ボールをキャッチしに行こうとした1川尻と相手選手が交錯し倒れる川尻、そのまま前半終了の笛が鳴る。ここから一気に慌しくなる。ベンチに帰ってきた岡田の状態が良くない。ひとまずテーピングで固定し様子を見ようということで対応に追われているとピッチの中から「川尻アウト」の声が!終了間際のプレーで川尻は足を捻挫し続行不可能、前節の怪我が完治していないが24GK三木が急ピッチで準備する。暑さからの回復、応急処置、交代準備などスクランブル状態のハーフタイムだったがスタッフ陣が冷静に対応、後半に繋げる。
後半開始。
やはり19岡田の状態が良くない。54分19岡田に代え21岡本が入る。
21岡本は交代直後から激しいプレスをかけチームを助ける。
後半何度かアルヴェリオが多度津ゴール前に襲い掛かったが、急遽出場となったGK24三木は冷静な対応でゴールを守る。
両者決め手を欠き時間が経過し迎えた72分、多度津にコーナーキックのチャンスが訪れる。キッカーは4黒田、ゴール前に入れられたボールは相手にクリアされるが再び黒田の元へ、黒田はもう一度クロスを上げたが先に触ったのはアルヴェリオ、だがクリアが小さい。このボールにいち早く反応した10三原が落下してくるボールをダイレクトでシュート!GK横をすり抜けたがゴールライン上にいたDFがかろうじて体に当てはじき返す。このどちらが先に拾うかというボールを捉えたのは8大山!!。8大山はこの浮き球のボールをダイレクトでバイシクルシュート!!完ぺきに捕らえられたボールは一直線にゴールネットに突き刺さり多度津の逆転ゴールとなる!!。【2-1】
点を奪いに来るアルヴェリオ高松は前線に背の高い選手を入れパワープレーを仕掛けてくる。31関も故障が癒えてなく満身創痍、36中土井を中央に変更、18藤本もサイドバックにポジションを変えFW6服部も中盤まで下げ最後まで凌ぎこのまま試合終了。2対1の逆転勝利で終える。

けが人続出、スクランブル状態の中、先制されながら逆転勝利という結果で終えることが出来チームにとって本当に大きな1勝となりました。
天皇杯予選で敗れたアルヴェリオ高松にシーズンダブルを達成できたのもチームの自信になります。
本日は暑い中本当にたくさんの方に会場に来ていただきありがとうございました。
次節もよろしくお願いします。