2017四国社会人サッカーリーグも今節が最終節、多度津FCは13節終了時点で勝ち点20の4位、3位のKUFC南国の勝ち点が22、最終節の相手はKUFC南国。勝てば四国リーグ昇格後初の3位フィニッシュ、引き分け以下は4位。わかりやすい、勝たないといけないのだ。
多度津の先発は前節のスタメンから4番黒田、32田代が不在、CBに14堀金、左サイドに5大島が入る。11番萬條がボランチに入り両サイドは18番藤本と19番岡田が久しぶりのスタメン。
前半開始。
最初にチャンスが訪れたのは多度津、前半4分、右CKからボールが中央に入れられるとマークを外した31番関にピタリと合う。関はこのボールをダイレクトボレーで合わすがボールはわずかに枠の外へ、開始早々のチャンスは物にできず。
KUFCの攻撃は　蹴る　走る　競る。の徹底、切り替えも速く時間を与えてくれない。この試合も開始からガンガン前線のターゲットに放り込む。
KUFCの反撃、ゴール前にスルーパスを通され決定的な場面だったがこちらもシュートは枠を捉えられない。
15分、右サイドを抜け出した10番三原から逆サイド19番岡田へ、ボールを受けた岡田がDFを交わしシュート、GKがセーブし弾かれた所に8番大山が詰めたが枠を捉えられない。
18分、19番岡田からサイドチェンジ、29番服部はボールを受けるとゴール前に侵入しシュートを放つがまたしてもキーパーセーブ。
直後のコーナーキック、11番萬條のボールをファーサイド14番堀金が中央に折り返すとこのボールに飛び込んだ10番三原がヘディングで押し込み多度津先制。 【1-0】
KUFCは徹底して長いボールを入れてくるが31番関、14番堀金が体を張って対抗、試合終了までこの競り合いは続くだろう。
先制点を奪ってから両者膠着状態が続き前半はこのまま終了。1-0で折り返す。
後半開始。
リードしている多度津は早く2点目が欲しいところだがKUFCの守備も固い。しばらく試合は動かなかったが後半60分、KUFCに左サイドを突破されクロス、中で飛び込んできたFWにヘディングで合わされるが枠の外。
61分反撃、サイドチェンジを18番藤本が受けオーバーラップしてきた26番中土井がボールを受けそのままシュートに持ち込むが枠を捉えられない。
64分、11番萬條のCKからファーサイド31番関がシュート、こぼれたボールを萬條が拾うと高速センタリングを中に、これに10番三原が身を投げ出し飛び込むが僅かにそれてしまう。75分過ぎからKUFCの猛攻が続く、徹底して放り込んでくるロングボールをはじき返すがセカンドボールを拾われる。75分、そのセカンドボールを拾いミドルシュートを打たれるが枠の外。残り10分、最後まで耐えきりたいが81分、前線でボールを持った相手FWがドリブルで仕掛ける。DFも体を寄せるも強引に切り込み狙ったのはGK1番川尻の頭を超すループシュート、ふわりと浮かせたボールはゆっくりと多度津のゴールに吸い込まれてしまう。同点。1-1。
勝ち越さないと3位に浮上出来ない多度津は最後の力を振り絞り攻撃に出る。交代で入った16番佐藤がドリブルで切り込みゴールを狙う。84分には19番岡田が一人で持ち込みシュートもヒットせず。85分、オーバーラップしてきた26番中土井のクロスが11番萬條に合うがヒットせず。88分、この試合何度駆け上がってきただろうか、26番中土井がペナルティエリア外から低く抑えられたシュートを放ちゴールかと思われたが相手GKのスーパーセーブに阻まれてしまう。最後まで1点を奪いにゴールに襲い掛かるが試合はこのまま1-1で終了。倒れこむ多度津の選手達と喜ぶKUFCの選手、今期KUFC南国とは3戦して1勝1分1敗、対戦成績は五分だが順位でKUFC南国を越えられない。来期こそその壁を越えてみせる。

2017四国社会人サッカーリーグは6勝3分け5敗、勝ち点21で4位という結果で全日程が終了となりました。2016シーズンと順位は4位と同じですが、勝ち点は去年の16から21に伸び、得失点差もー16からー4となり昨シーズンより良い結果となりましたが3位フィニッシュを狙えたにもかかわらず取れなかった悔しさは残るシーズンでした。今年も無事リーグ戦を終えることが出来ましたのもスポンサー様、そしてサポーター様の多大なるご支援があってのこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

しかし、リーグ戦は終了しましたがシーズンはまだ終了していません!多度津FC、2017最後にして最大の大一番、第53回全国社会人サッカー選手権が10月14日(土)から福井県、三国陸上競技場他で行われます。残り3週間、今出来ることを全力で取り組み全国の強豪が集う「魂が磨かれる場所」全社へ挑みたいと思います。最後まで応援よろしくお願いします。

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