多度津FC、HOMEで首位高知ユナイテッドSCに1-5で敗戦。

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四国サッカーリーグ第12節、多度津FCはHOME 高松市立りんくうスポーツ公園 でリーグ首位 高知ユナイテッドSC(高知)と対戦、1-5で敗戦となった。
試合開始から圧倒的に攻めてくる高知ユナイテッドに対し我慢しながらカウンター狙いで臨んだが前半に2失点、後半も3失点を許したが、最後まで諦めずゴールを目指し、⑩三原が得たPKを自ら決め一矢報いた。
多度津FCは通算成績を5勝1分け5敗の勝ち点16で順位は4位のまま。次節は9月9日(日)11:00KO、ホーム生島でリーグ2位のFC徳島と対戦する。

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圧倒的な攻撃を受けながらもカウンターに活路

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四国社会人サッカーリーグ第12節。対戦相手はリーグ首位の高知ユナイテッドSC。高知ユナイテッドはここまで10勝1敗の勝ち点30、得点は65、失点はわずかに3という驚異的な数字。今年2回対戦しているが前期アウェイが0-8、全社決定戦は0-5でいずれも敗れている。
四国リーグ初開催となった完成したばかりの高松市立りんくうスポーツ公園は高松空港の隣ということもあってピッチの上を離着陸する飛行機がひっきりなしに往来する会場。完成したばかりの綺麗な緑のピッチと上を飛ぶ旅客機が相対的でなかなか珍しい。
多度津FCの先発はGK①川尻、DFに⑬中土井⑲松島㉒白井㉙野村、MFは④黒田⑧大山⑱藤本㉕赤木、前線に⑦萬條と⑩三原の布陣。
前半開始。
この日の高知ユナイテッドは過去2戦のパスを繋いで崩す戦いとは違いシンプルに裏に入れてきた。もちろんただFWを走らせるだけではなく2列目の選手の圧力も強くセカンドボールの対応も早い。序盤から全開で来る相手に人数と切り替えの早さで対抗する。
前半7分、リズムを掴みかけていた守備を1本のパスで崩されてしまう。エリア正面からのパスを決められ失点【0-1】
攻撃の手を緩めない高知ユナイテッド、しかし攻撃に圧倒的人数をかけてくる分奪えばカウンターのチャンスが広がる。いつもはカウンターの起点を前線の⑩三原に集めるが相手ももちろん警戒している。この日は左サイド⑱藤本をカウンターの起点にすると功を奏した。
17分、中盤ボールを奪い左サイド⑱藤本へ、藤本はオーバーラップしてきた㉙野村へ繋ぐと野村から⑩三原へクロス、ボールを受けた三原がゴールを狙うがGKが弾き出す。直後のCK、飛び込んできた⑩三原がヘディングで狙うが枠の外。
23分、またしてもカウンター、今度はシンプルに前線の⑩三原に繋ぐと一人で持ち込みシュート、決まった!!と思ったボールはわずかに枠の外を通過する。
飲水タイムを挟み一進一退の攻防を続けるが前半39分、右サイドからシンプルに入れられたクロスに一瞬の隙を突かれ失点。【0-2】
前半はこのまま0-2で折り返す。

失点するも最後まで戦い抜いた選手の意地。

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ただただ圧倒された前期の対戦や全社での対戦と違いこの日の選手は確かな手ごたえを掴んでいた。活路はある。
後半開始。
しかし高知ユナイテッドの圧倒的な攻撃と走力は手を緩める気配はない。
耐える時間は続くが58分、右サイドからのクロスを中央で折り返されこれに合わせた相手選手に決められ失点。【0-3】
65分、66分にも連続失点を喫し気持ちが切れそうだが選手は諦めない。
㉕赤木に代わり㉘寺村を投入、寺村は左サイドに入り⑱藤本が右へ。
70分、まだまだ攻撃を緩めない高知ユナイテッドに対し多度津のカウンターが決定機を作る。ボールをカットした多度津、今度は右に位置した⑱藤本へボールを繋ぐと藤本はをダイレクトで中央の⑩三原へ、三原は一瞬の動きで裏を取りDF背後へフリーで抜け出す。一気に加速した三原はエリアに侵入しGKと1対1になった所で相手DFが三原を後ろから倒してしまう。主審がペナルティスポットを指す。PK奪取。
71分、自ら得たPKを⑩三原は冷静に流し込みゴール。意地の1点をもぎ取る。【1-5】
77分、⑬中土井に代わり㊵堀川を投入。
試合も終盤、多度津は最後までゴールを目指す。バタつく高知ユナイテッドに⑧大山が抜け出しGKと1対1になるがシュートは枠の外。
アディショナルタイム、エリアに入れられたボールを⑩三原が折り返すと㉘寺村が振り向きざまにボレーシュート、行った!と思ったが僅かに枠を捉えられず試合はこのまま終了。敗戦となった。

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敗れはしましたが首位相手に最後まで諦めず戦い抜いたこの試合は必ず次につながると思います。
特に70分以降の体力的にきつい時間から見せた選手の気持ちのこもったプレーに熱いものを感じました。
リーグ戦も残り3試合となりましたが最後まで熱く戦いたいと思います。
本日もたくさんの応援ありがとうございました。

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